タイプを調べて的確な精神病治療|ココロに圧し掛かる鈍痛

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バランスを戻す

ナース

心のバランスが崩れると

日常の生活の中で、人は対人関係や、勉強や仕事、遊びなどを通して、あるバランスを持って生活しています。このバランスは、普段は無意識のうちに何げなくとっていることが多いのですが、非常に不安定で、何らかの原因でふとした拍子にこのバランスが崩れることがあります。この崩れたバランスが、精神病の一つの原因となります。例えば、突然熱が出て学校を休む事になりました。これは当然の行動です。体調がよくなったらまた通学すればよいのです。しかし、体調が元に戻っても、学校に行かなければ友達との煩わしい人間関係から逃れられるとか、授業を受けなくてすむとか、家でゴロゴロしていられるとか、様々な理由からずるずると休んでしまう場合は、心のバランスが崩れた状態です。長く学校を休んでしまうと、次第に孤立感や勉強の遅れへの不安が募り、食欲もなくなり、夜も眠れなくなります。このような状態は、すでに精神病の始まりと言えます。放っておくと、深刻な精神病に発展しかねません。しかし、このような状態は多くの人にありうることで、この状態のどこかで、自分の気持ちをすっきりと切り替えコントロールできるかどうかが、精神病になるかならないかの分かれ目となります。これはその人の性格や育ってきた環境、人格形成とも深くかかわってきます。

自律訓練法

心のバランスが崩れた時に、通常の状態に戻すために有効な方法は、心身をリラックスさせることです。その方法の一つとして、自律訓練法があげられます。自律訓練法は、緊張状態にある心と体をリラックスした状態に変えることを目的とした自己催眠療法の一種です。様々なやり方がありますが、一例として、まず体の緊張を解くために、静かで落ち着いた部屋で、椅子に座ったり横になったりしてゆったりと手足を伸ばします。次に目を閉じて、頭の中で特定のイメージを浮かべていきます。例えば、「私は気持ちがとても落ち着いている」「両手両足がとてもあたたかい」「楽に息をしている」「おなかが暖かい」などと、自分の体に順番に自己暗示をかけながら、その言葉通りのことを実際にイメージしてみるのです。こうして、安らかなイメージに心を漂わせることによって、ストレスを取り除いていきます。次に、自己催眠をリセットして心身をもとの状態に戻す「消去動作」を行います。まず、両手を握りしめ、少し力を入れて握ったり開いたりを繰り替えします。続いてひじ、両腕、右足、左足、両足の曲げ伸ばしを同じように繰り返します。最後に大きく背伸びをして、深呼吸をします。そしてゆっくりと目を開けて終了です。以上の動作を一日に3回程度行います。自律訓練法は、効果については個人差がありますが、手軽にいつでもできるのが特徴です。